フェルトのマスコット作り方

マスコット作りのテクニック

 

フェルトでマスコットを作る場合の基本は、表と裏の2枚のフェルトで少量の綿を挟んで縫っていくだけです。後は、それにいろいろと飾りが付いてくると考えれば良いでしょう。

 

この飾りは、その人のテクニック次第でどのようにやっても良いわけです。例えば、細かいものやヒラヒラとした部分などは、切ったフェルトを手芸用のボンドで貼れば良いわけですし、非常に細い線などは、フェルトペンで描いた方が簡単です。また、丸いところはビーズを縫い付けたりします。

 

一般的なマスコットの場合、口やまつ毛はストレートステッチで、髪の毛はアウトラインステッチで縫っていくのが良いでしょう。細かい部分を縫うのが難しいという場合は、無理に縫おうとしないで細いフェルトペンで描いた方が良い場合もあります。

 

フェルトの周囲はブランケットステッチで縫っていくのが基本です。この場合の刺繍糸は2本取りくらいが適当だと思われます。

 

フェルトと同じ色の刺繍糸でフェルトの周囲をぐるりと縫っていき、残りが2~3センチくらいになったところで、綿を詰めていきます。

 

フェルトに綿を詰める時のポイントは、ちょっと少な目に感じるくらいの方が案外ちょうど良いものであり、あまりいっぱいに詰めてしまうと閉じ合わせることが出来なくなったりします。

 

綿を入れたらフェルトを両手で挟んで、優しくもみながらフェルトと綿を馴染ませ、残りの部分をブランケットステッチで縫い閉じます。